
終わってしまった大阪・関西万博。
万博は終わってしまっても、まだまだその余韻に浸っている方もたくさんいらっしゃるはず。実は私自身も万博ロスになってしまいました。同じように万博ロスに悩む読者の方もおられると思いますので、この記事では少しでも万博ロスを解消できるヒントをお届けしたいと思います!
- 万博ロスって何でしょう?閉幕後に感じる寂しさとは?
- 【今すぐできる】万博ロスを解消する5つのアフター万博
- 万博ロスを乗り切ろう!アート・建築で味わう全国の展示イベント!5選

万博ロスって何でしょう?閉幕後に感じる寂しさとは?
- SNSで話題の「万博ロス」500件のブログ投稿が物語る深い寂しさ
- 始まる前は「気持ち悪い」だったのに280億円黒字の大成功を収めたわけ
- 週一通いが日常だった人々-抽選1勝8敗でも通い続けた万博の魅力
- 海外パビリオンスタッフも「抜け殻になる」と語った特別な時間
- 悲報!バーチャル万博もリアル万博と同時に終了 🌐
万博が終わって心にぽっかり穴が空いていませんか?
2025年の大阪・関西万博が閉幕し、SNSには「心がぽっかり空いた」という声があふれています。特別な楽しみが終わったとき、私たちが感じる気持ちの一つですね。
万博は、パビリオンを見るだけのイベントじゃなかった。約半年間、日常の一部になっていた特別な存在です。私の夫のような定年世代には「毎日が日曜日」を埋めるプログラム、お一人様の女性には安心して「自分時間」を楽しむ舞台。つまり「居場所」そのものだったんです。
万博がくれた喜びや感動が大きかったからこそ、その終わりが深い喪失感を引き起こしました。この万博ロスは、単なる娯楽を超えて個人的な意味や人との繋がりを万博体験が生んでいた証拠。この寂しさを乗り越えるには、感情をありのままに認めて誰かと共有することが大切だと思い記事を書きました。

SNSで話題の「万博ロス」500件のブログ投稿が物語る深い寂しさ
万博ロスは、実際に多くの人が感じている寂しさの現れです。アメーバブログのハッシュタグ「#万博ロス」には、なんと500件近くもの記事(25/10/17付け)が投稿されています。多くのリピーターさんが「最後の万博だと思うと悲しい」という深い寂しさを綴っていますね。
この喪失感を乗り越えようと、ミャクミャクグッズを買い集めるファンもたくさんいましたね。さらに、閉幕後も熱狂を続けたいという願いから、「アフター万博」のイベントが注目を集めています。
次に、協会がファンの声に応えて決めたことをお伝えしますね。
| 決定事項(必須) | 詳細 |
| グッズ販売の継続 | 閉幕後も会場外の一部のオフィシャルストアで、グッズを売り続けることが決定 |
| スタンプラリーの開催 | こちらも開催することが決定 |
大阪・関西万博デザイン展
さらに、閉幕後の熱狂例として、万博のデザインの裏側を知れる「大阪・関西万博デザイン展」は、連日1,000人以上が来場しました。「こみゃくパビリオン」とも呼ばれて、第二の万博会場として賑わいましたね。アフター万博の動きは、万博が単なる一過性のブームではなく、人々の生活に深く根付いていた証拠だと言えるでしょう。
※「大阪・関西万博デザイン展」は、2025年10月1日から19日まで大阪市西区の「大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)」で開催されました。
始まる前は「気持ち悪い」だったのに280億円黒字の大成功を収めたわけ
2025年万博は、開幕前には「失敗する」「金食い虫」だと酷評されるネガティブなムードがありました。特に公式キャラクターのミャクミャクは、「気持ち悪い」と嘲笑されて、大阪の黒歴史になるという声まであったのも皆さん覚えていると思います。

ところが、ふたを開けてみると、会場は連日熱狂的な盛り上がりを見せました。最終的な来場者数は想定を突破し、運営収支は最大で280億円もの黒字になる見通しだと発表されましたね。
この大成功の鍵は、人々の「体験を通じた愛着」にあります。日本社会には、計画段階では批判し、いざ始まると一挙に熱狂するという傾向があり、ミャクミャクへの熱狂はそのとおりの現象となりました。
来場者さんがミャクミャクグッズを身につけ、SNSに「ミャクミャクと一緒の自分」を投稿することで、愛着が加速します。結果的に、開幕前の批判ムードを一気に覆す原動力になったものです。ミャクミャクが「きもカワイイ」という現代日本特有の感性を誘発し、万博の盛り上がりを支えましたね!
週一通いが日常だった人々-抽選1勝8敗でも通い続けた万博の魅力
万博が閉幕して寂しいと感じているのは、毎週のように通っていた熱心なリピーターさんたちです。特に定年退職された方々にとって、万博は「毎日が日曜日」を充実させるための大切なプログラムでした。
私も通期パス勢ですが、彼らも通期パスを購入し、パビリオン制覇や各国グルメの記録をSNSに残すことを日課とし、「生きがい」としてそれを活用していました。
人気のパビリオンは抽選や予約が非常に難しく、あるファンの方は当日予約に9回参戦して「1勝8敗」という厳しい戦績でも挑戦し続けたほどです。
▶【リアル】2日前開放:エラーに巻き込まれて3連敗で幕
海外パビリオンスタッフも「抜け殻になる」と語った特別な時間
万博が多くの来場者に愛されたのと同じくらい、会場を支えた海外パビリオンのスタッフさんたちも深い「万博ロス」を感じています。彼らにとっての半年間は、「フルスピードで走り続けた」「濃密な時間だった」と振り返るほど、非常に特別な時間だったようです。
例えば、スイス館のスタッフさんは、閉幕後「しばらくは抜け殻になると思う」と語っており、その仕事に懸けていた情熱が伝わってきます。ドイツ館のスタッフさんは、世界中の人々が集まる好奇心に満ちた空間で刺激を受けました。来場者さんの笑顔や「何かを学べた」という言葉に心から感謝を示していました。

悲報!バーチャル万博もリアル万博と同時に終了 🌐
バーチャル万博も25年10月13日にリアル万博と同日に終了してしまいました。
終了直前には、バーチャル空間でのミャクミャク像の前に多くの「来場者」が集まり、終了の瞬間に徐々に姿を消す様子がSNSで話題となり、更に多くのファンが「万博ロス」を嘆くこととなりました。
私はバーチャル万博は、まだまだ続くのかな?と期待してたんですがとっても残念です…。
なぜこんなに寂しい?万博ロスは「愛着の証」なんです

- 専門家が分析する「居場所の喪失」
- 「1970年万博」や「愛・地球博」でも起きた現象
万博が終わって心が晴れませんか?
大阪・関西万博が閉幕して、心が晴れない、寂しいという感情に襲われていませんか?実は万博ロスは、あなただけが感じている特別な感情じゃないんです💫
「心に穴が開いたような気がする」「何をしても楽しめない」といった寂しさ。この寂しさは心理学でいう「イベントロス症候群」の一つなんです。万博は半年間、私たちに大きな喜びや感動、人との繋がりを与えてくれました。体験が終わりを迎えるとき、悲しみや無気力感が湧き上がってくるのは自然なことではないでしょうか。
万博ロスは、私たちが万博体験を心から大切にしていた証。イベントが大成功した裏返しですね✨
専門家が分析する「居場所の喪失」

社会文化研究家の池永さんは、万博ロスを「現代日本の”居場所の空洞化”が見える化された現象」だと分析しています。
現代では家庭や地域コミュニティといった伝統的な居場所が薄れつつあります。万博は、そんな日常の空白を埋めるための「余暇消費の実験場」だったんです。特に頻繁に通っていたリピーターさんたちは、会場が急になくなることで「居場所の不在」に直面しています。
私も万博会場でリピーターさんによく声を掛けて頂きました。リピーターさんは「あの船から打ち上げ花火をあげるんだよ」と、ラウンジ&ダイニングの屋上付近で教えてくれました。さすがリピーターさん!詳しかったです!
「1970年万博」や「愛・地球博」でも起きた現象

実は万博ロスは今回が初めてではありません。55年前の1970年大阪万博が閉幕した際にも、多くの人が深い感慨に浸る「さようならEXPO’70」現象が起きたようです。もちろん「愛・地球博」でも万博ロスは起きました。はっきりと覚えています。だって私自身が「愛・地球博ロス」に陥っていたのですから…。
1970年当時の万博は、岡本太郎氏の「太陽の塔」に象徴されるように、日本に高度経済成長の頂点と未来への希望を見せてくれた一大イベントでした。それほど大きな感動や熱狂をもたらしたものが終わる時、その反動として寂しさが生まれるのは、いつの時代も変わらない人の心なんですね。
今回も閉幕後すぐに「大阪・関西万博デザイン展」が開催され、「こみゃくパビリオン」と呼ばれるほど熱烈なファンが集まりました✨ 万博の感動を未来へ繋ぎたいという思いは、時代を超えた共通の願いなのですね。

ミャクミャクはなぜ国民的キャラになれたの?
- 「キモカワイイ」現代日本の美意識 🎀
- アクセサリーとして機能した3つのグッズ戦略 👜
- ミャクミャクの目の大きさが変わった?ファンが気づいた細部への愛着
2025年万博の公式キャラクター、ミャクミャク。開幕前には「気持ち悪い」「大阪の黒歴史になる」なんて酷評されていたのを覚えていますか?
ところが、いざ開幕すると状況は一変しました✨ 会場はミャクミャクグッズを求める人々であふれかえり、品切れ続出の大人気に。この変化は、計画段階では批判し、始まると一挙に熱狂する日本社会特有の傾向を象徴しています。
「キモカワイイ」現代日本の美意識 🎀
ミャクミャクの人気を語る上で欠かせないのが、「きもカワイイ」という現代日本特有の感性です。初めて見た時の「気持ち悪い」という印象が、いつしか「カワイイ」に変わっていく不思議な魅力。
これは完璧な美しさだけを愛でる西洋的な価値観とは異なります。ぐでたまやちいかわなど、現代の日本で愛されるキャラクターには「不完全さ」や「違和感」を愛でる文化が共通して見られますよね。
実はこの感性、日本が古来から持つ伝統文化にルーツがあるようです。能面は笑っているようにも泣いているようにも見える曖昧な表現を持ち、阿修羅像は「怒り」と「祈り」といった相反する感情を同居させています。ミャクミャクも、同じような「曖昧さ」を持っているからこそ、私たちの心を掴んだのかもしれませんね。

アクセサリーとして機能した3つのグッズ戦略 👜

ミャクミャクグッズが飛ぶように売れたのは、単なる記念品ではないからです。多くのファン(特におひとり女性)は、ミャクミャクをファッションの一部として身につけることで、「私の時間・私の気分」を見える化する記号として利用してましたね。
グッズの携行スタイルは大きく三つに分類できました。
- 「揺らす型」:キーホルダーやチャームをバッグにぶら下げて「私は今日もミャクミャクと一緒」という同行感を演出
- 「貼る型」:ステッカーや缶バッジで特定のコミュニティへの所属を表現
- 「まとう型」:Tシャツや帽子で仲間を瞬時に識別できる通行証に
ミャクミャクを「装着」し、その様子をSNSに「投稿」する。この一連の行動が、次の来場を促す消費のループを生み出していたのではないでしょうか💫
ミャクミャクの目の大きさが変わった?ファンが気づいた細部への愛着

さらに熱心なファンは、開幕当初と7月では目玉の大きさが変わっているなど、細かな変化にも気づいています。
この微妙なデザインの変更すらも「愛すべき個性」として受け入れられ、まるで生きているかのように進化し続けている印象を与えているんですね✨
ちなみに、
ミャクミャクの「目の大きさが変わった」という話題は、2025年夏ごろからSNS上で注目を集めましたが、公式にデザイン変更が行われたわけではありません。
見た目の違いは、使用される媒体や角度による見え方の差、および一部のプロモーション向け3Dモデルでの微調整(視認性向上のための調整)が原因とされています。
【今すぐできる】万博ロスを解消する5つのアフター万博
- ミャクミャク活動継続決定!今後の展開をチェック 💕
- JR新大阪駅・JR大阪駅・アベノハルカスで買える公式グッズ 🛍️
- 2026年1月末まで開催のスタンプラリー参加ガイド 📍
- 万博の味が街中で!人気パビリオングルメ情報 🍴
- 国際交流イベントで万博の熱気を再び 🌍
万博が閉幕してしまい、「もう次の楽しみが見つからない」と落ち込んでいませんか?でもご安心ください✨ 万博の感動や興奮は、様々な「アフター万博」イベントとして、私たちの日常に姿を変えて残っていますよ!
1. ミャクミャク活動継続決定!今後の展開をチェック 💕
「それでもミャクミャクだけは生き続けてほしい」という熱烈なファンの願いが叶いました。2025年日本国際博覧会協会の臨時理事会で、ミャクミャクの活動継続(延命)が決定したのです!
SNS上では「ロス回避できそう」「嬉しすぎる」と歓迎の声が続々。今後は大阪のご当地キャラや、全国を巡る「くまモン」のような存在になるのではないかと期待が高まっています。新たな活動情報やグッズ展開は、万博の公式ウェブサイトやSNSアカウントを定期的にチェックしましょう。
公式ブログ▶ 大阪・関西万博 公式ブログ | EXPO 2025
公式SNS▶ 大阪・関西万博公式SNSアカウント一覧 | EXPO 2025
2. JR新大阪駅・JR大阪駅・アベノハルカスで買える公式グッズ 🛍️
万博閉幕後も、ミャクミャクのぬいぐるみやコラボグッズを会場外の一部オフィシャルストアで購入できます。特にアクセスしやすいJR新大阪駅には、エキマルシェ店や新幹線ホーム店が営業中。またあべのハルカス店も継続営業しています。
その他にもJR大阪駅や大丸梅田店・エディオンなんば本店、オンラインストアなどで営業継続中です。店舗によって営業期間が異なる場合もあるので、足を運ぶ前に公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
公式グッズ継続販売の内容
2025年10月現在、大阪・関西万博の公式グッズ販売は閉幕後も継続されています。会場限定商品の再販やオンライン販売も行われており、万博ロスを感じる人々に向けた展開が続いています。
主な販売店舗
JR新大阪駅 エキマルシェ店(営業時間 9:00〜21:30)
▶ JR新大阪駅 万博オフィシャルストア
▶ エキマルシェ インスタグラム


JR大阪駅中央口 エキマル ア・ラ・モード店(営業時間 11:00〜22:00)
場所: JR大阪駅中央口改札外(中央コンコース北)
あべのハルカス近鉄本店

場所:ウイング館2階 イベントスペース(ウエルカムガレリア横)
その他の販売店舗
2025年日本国際博覧会協会と2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィスは、大阪・関西万博閉幕後も、一部の会場外オフィシャルストアを継続して営業すると発表がありました。
・大丸梅田店(2025年10月29日~10月31日は移転のため休業)
・大丸東京店(2025年10月27日まで)
・丸善丸の内OAZO店
・丸善ジュンク堂書店梅田店
・ジュンク堂書店難波店
・ジュンク堂三宮駅前店
・丸善名古屋店
・大阪南港ATC店(2025年10月26日まで)
・エディオンなんば本店
・JR新大阪駅新幹線ホーム店
・丸善岐阜店(2025年10月17日まで)
・オフィシャルポップアップストア BAYCREW’S FESTIVAL店 OPEN
オンライン販売

- 公式サイト:expo2025shop.jp(公式オンラインストア)
- 運営期間:2026年1月7日(水)まで継続予定
継続販売案内▶ 2025大阪・関西万博公式ライセンス商品オフィシャルオンラインストア - 全国配送対応、一部会場限定グッズも取扱継続中
私の夫は、万博ロスになったので「ガンダムの超合金」33,000円をオンラインストアでポチッていました。そんなにお金があるのなら、もうお小遣いはあげません!(笑) ちなみに、かっこいいです!
3. 2026年1月末まで開催のスタンプラリー参加ガイド 📍
万博での楽しみの一つだったスタンプ集めを、閉幕後も追体験できる「2025大阪・関西万博オフィシャルストアDEスタンプラリー」が2026年1月末まで開催されます。
営業を継続する一部のオフィシャルストアが対象で、4店舗以上でオリジナルスタンプを集めると、記念品として「オリジナルコンプリートスタンプシール」がプレゼントされますよ✨ 万博の思い出を振り返りながら各店舗を巡る、新しいお出かけの楽しみが生まれますね。
4. 万博の味が街中で!人気パビリオングルメ情報 🍴
万博会場で行列が長すぎて諦めてしまった人気グルメが、大阪の街中で復活しています。
注目のグルメスポット
マレーシア館のロティチャナイ
難波のPADA328やグラングリーンのA Diningで提供予定です。
マルタ館のフティーラ(伝統的なパン)
天神橋筋商店街のOrange Fields Bread Factoryで提供です。
トルクメニスタン館レストラン
トルクメニスタン館で人気だったレストラン「SUPRA(スプラ)」は、万博終了後も大阪で再オープンすることが公式に発表されています。
イータリー期間限定ストア
関西エリア(神戸三田・大阪・京都)で期間限定のポップアップ キャラバンを開催lします!
関西エリア(神戸三田・大阪・京都)で期間限定のポップアップ キャラバンを開催! – EATALY
5. 国際交流イベントで万博の熱気を再び 🌍
万博の醍醐味だった国際交流の熱気は、街中のイベントとして継続しています。
チェコフェスティバル
Minaさかい(堺市役所前)で10月24日~26日開催
ハチミツソフトを食べよう会
神戸養蜂場で11月開催予定。万博ファンが集まるコミュニティイベント
万博ロスを乗り切ろう!アート・建築で味わう全国の展示イベント!5選
- 万博イタリア館、閉幕後も大阪で展示継続へ
- 藤本壮介の個展(森美術館・東京)-大屋根リング設計者の世界観
- 蜷川実花×宮田裕章「EIM」展示(神戸アトア・11月3日まで)
- 物理的に移設されるパビリオン-パソナグループ館は淡路島へ
- アート作品「null²」の今後の展示計画
- 番外編 万博サーキュラーマーケット『ミャク市!』が開催されます!
- 番外編 大屋根リングクルーズ
万博ロスとなった皆さんに、まだまだあの夢のような世界観の続きがあるんです!万博で得た感動は、アートや建築という「カタチ」となって、閉幕後も大阪、神戸、東京などで輝き続けているんです。
では、万博の余韻をたっぷり味わえる、注目の展示イベントをここで**ご紹介しますね!
1.万博イタリア館、閉幕後も大阪で展示継続へ
大阪・関西万博のイタリア館は、閉幕後も大阪で展示が継続されることが決まっています。特に注目されるのが、古代彫刻の最高傑作「ファルネーゼのアトラス」やピエトロ・ヴァンヌッチの代表作「正義の旗」など、国宝級の美術品の数々です。
作品は、大阪市立美術館(大阪市天王寺区)で開催される特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」として公開されます。この特別展には、万博で展示された作品に加え、レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿など日本初公開の重要文化財も含まれます。
10/18(土)から販売が始まり、18日の時点では11月以降はまだまだ空いていました。
しかし19日(日)時点で、残念ながら転売ヤーに全ての日程を買い占められてしまいました。
18(土)に申し込まなかったのを、悔やんでも悔やみきれません。😿
ヤフーニュース▶ 万博イタリア館の特別展、わずか2日で全日程「売り切れ」 大阪市立美術館が謝罪、今後について説明 転売ヤー報告も多数
▶ 大阪・関西万博開催記念 特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」
展覧会料金
- 一般:1,800円
- 高校生・大学生:1,500円
- 小中学生:500円
展示期間
- 2025年10月25日(土)~2026年1月12日(月・祝)
- 開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、12月29日~1月2日
私は東海地方の片田舎から、14回大阪関西万博に行きましたが、イタリア館だけは入れませんでした。今度こそは「ファルネーゼのアトラス」さんに会いに行きます!(願)
2.藤本壮介の個展(森美術館・東京)-大屋根リング設計者の世界観

万博のシンボルとして、多くの人の記憶に深く刻まれた巨大な「大屋根リング」。
この雄大な建築物の設計を手掛けたのが、世界的な建築家である藤本壮介さんです。東京・六本木の森美術館では、彼の過去最大規模となる個展「藤本壮介展:未来の建築」が開催されます。
この展示では、膨大な数の模型やスケッチ、そして彼の思想の断片を通して、藤本氏が追求する「自然と共にある建築」というテーマを深く体感できます。万博で大屋根リングを見上げたときに感じた、建築と自然、人々が一体となるような感覚。その根底にある哲学を、別の角度からじっくりと味わうことができます。
場所が東京メトロ日比谷線「六本木駅」に直結という、アクセスの良さも嬉しいポイントですね。
▶ 森美術館「藤本壮介の建築:原初・未来・森」開催中 | トピックス | 森ビル|都市を創り、都市を育む
▶チケットサイト 来館のご案内 | 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台
展示会料金
- 一般:平日2,300円(土日祝2,500円)、オンライン購入は平日2,100円(土日祝2,300円)
- 学生(高校・大学生):平日1,400円(土日祝1,500円)、オンライン購入は平日1,300円(土日祝1,400円)
- シニア(65歳以上):平日2,000円(土日祝2,200円)、オンライン購入は平日1,800円(土日祝2,000円)
- 中学生以下:無料
展示期間
- 2025年7月2日〜11月9日(日)
- 開館時間:10:00〜22:00(火曜は17:00まで)
- 入館は閉館30分前まで可能
3.蜷川実花×宮田裕章「EIM」展示(神戸アトア・11月3日まで)

万博で示された「いのちの輝き」というテーマを、五感で再認識できる没入体験アートが神戸で楽しめます。
万博のプロデューサーの一人である宮田裕章氏が率いるEiMと、世界的なアーティスト蜷川実花氏がタッグを組みました。幻想的なインスタレーション「MIKA NINAGAWA with EiM RESONANT AQUARIUM」が、神戸の劇場型アクアリウムátoa(アトア)で開催されています。
蜷川実花 with EiM 共鳴するアクアリウム 開催!átoa館内3階PLANETS にてインスタレーション作品展示|アトア News|【公式】アトア átoa(神戸)
この展示は、8月29日から11月3日までの期間限定です。
日本最大級の球体水槽「AQUA TERRA」を舞台に、蜷川氏ならではの鮮やかな色彩で表現された多様な光が、無数のクリスタルや水槽を透過・反射します。空間全体が“いのちの呼吸”で満たされているかのような感覚に包まれます。
この企画が、私が万博で体験した「Better Co-Being」の原点ともいうものなのですね!たしかに、パビリオンは屋外でしたがとってもきらびやかでした!
展示会料金
- 大人(中学生以上):2,600円(あっせん価格2,200円)
- 小学生:1,500円(あっせん価格1,200円)
- 幼児(3歳以上):大人1名につき幼児1名無料、追加1名500円
展示期間
- 2025年8月29日(金)~11月3日(月・祝)
- 10:00~19:00(最終入場は閉館30分前の18:30まで)
4.物理的に移設されるパビリオン-パソナグループ館は淡路島へ

万博の閉幕後、会場の多くの施設は解体されますが、パソナグループの自社パビリオン「パソナ ネイチャーバース」は同じく淡路島に移設される予定です。
「iPS細胞から作られたミニ心臓」やアトム・ブラックジャックがナビゲーターを務める特色ある展示が再現される見込みです。展示内容はできるだけそのまま継承されるようなので、とても楽しみです!
移設時期は2026年3月ごろとなっています。
5.アート作品「null²」の今後の展示計画
落合陽一氏がプロデュースした人気パビリオン「null²(ヌルヌル)」は、万博会場で「予約なし」で入場可能な「ウォークスルー」を導入して話題になりました。このアート作品「null²」についても、万博閉幕後、今後の展示計画が進んでいると報じられています。
アート作品「null²(ヌルヌル)」を新たな場所で展示をしてくれるので、多くの方の万博ロスを埋めてくれそうですね!
6.番外編 万博サーキュラーマーケット『ミャク市!』が開催されます!
ミャク市とは何?
2025年大阪・関西万博の閉会後、会場内の施設・建材・設備・什器・備品をリユース目的で売買・譲渡する公式マッチングサイトです。
私も入札して、ミャクミャクがデザインされた旗やのぼりを買おうと思っています!
ミャク市は個人でも使えます
什器・備品カテゴリーで2回の入札を実施予定(11月・12月)。万博グッズを手に入れたい方は必見ですよ!!
個人が参加できる部門はどこ?
主に「什器/備品等のリユース」です。このカテゴリーでは「国・自治体等向け」と「民間・個人等向け」に分けて入札を実施中です。大型展示物や机・椅子・パソコン・ミャクミャク像といった万博ゆかりの品が対象になります。
注意すべき点は何?
施設の移築や建材など一部カテゴリーは法人や団体向けとなる場合が多いです。公式サイトで対象と応募条件を必ず確認しましょう。
【サービス概要・流れ】
- 利用者は誰でもウェブサイト(https://www.reuse-materials.jp/)から出品・入札が可能。
- 取り扱うリユース品は大きく3カテゴリ
【利用方法・スケジュール】
公式キャラクター「ミャクミャク」関連モニュメント等も対象品として公募・譲渡の事例があるため、キャラクターグッズや大型展示物に関心がある方も注目ですよ!!
7.番外編 大屋根リングクルーズ
大屋根リングクルーズは、大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」を海上から間近に鑑賞できる特別な観光クルーズです。万博閉幕後も多くの“万博ロス”“ミャクミャクロス”の声を受け、公式船「ユニバーサルクルーズ」など各社で11月30日まで増便や追加運航が行われています。
ユニバーサルクルーズ▶【11月分】閉幕後特別!大屋根リング鑑賞クルーズ
クルーズの特徴
- ユニバーサルシティポートから出航し、2階建て旅客船で夢洲の大屋根リングや大阪湾を一周する約60分のコース。
- 船上から大屋根リングの全体像を見られる貴重な体験で、写真撮影やSNS映えも人気。
- グループごとに席替えや交代制でテラス席に出られる配慮があるため、全員が窓なしでパノラマ鑑賞可能。
- 特別運航は月・火を除くほぼ毎日実施、11月30日まで延長決定(10月時点で即完売するほどの人気)。
料金・予約
海上から大屋根リングを眺めるのって最高ですね!またこの体験は、万博のレガシーを体感できる希少な観光イベントとして人気を集めていますよ!
万博ロスで寂しくて仕方なかった私が、アフター万博で新しい楽しみを見つけられた10個の方法 まとめ

万博ロスを感じる皆さん、その寂しさは、あなたが半年間の体験を心から大切にしていた証拠です。
単なるイベントが終わったのではなく、万博が提供してくれた「居場所」や「生活のリズム」を失ったからこそ、心がぽっかり空いてしまうのでしょうね。
でも、この喪失感を「燃え尽き」で終わらせるのはもったいない!私たちを繋いだミャクミャクグッズや、パビリオン巡りの「儀式」を、まだまだ続いている「アフター万博」へと繋げて、もう少しだけ万博の余韻に浸りましょう!!
つつじ屋大阪万博14回&愛知万博へ20回以上行った体験をもとに、
記事を書いてみました!



この記事は私も
手伝いましたが…。
うちの三男、グレーゾーンボーイです。
私は地方在住の50代の主婦。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事を、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。









