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今回は小学校低学年のお子さんに向けて、よく目にする題材、いちごとたんぽぽをテーマにした詩を作ってみました。
低学年のうちは、季節感などもあまり実感できないかもしれません。何かを想像して詩を作るのも難しいと思います。なので、その時目に入ったもので詩を作った方が具体的にイメージしやすくて作りやすいですね。
そういった点で、今回のいちごやたんぽぽはよく目にするものですし、お子さん本人もよく知っているし、誰にとっても分かりやすいので、書きやすいテーマだと思います。
かっこいいテーマや気の利いた言葉を使う必要はありません。お子さんの目に留まったものを、「きれいだね。」「これ、おいしいよね。」と会話しながら言葉をつなげて詩にしてみましょう。

うちの三男、グレーゾーンボーイです。>>>
私は地方在住の50代の主婦。子どもの教育に関わる仕事を週2回ペースでしている”つつじ屋”といいます。
家族:だんな 定年間近の会社員
長男 大学生 勉強が大好き
次男 大学生 自由が大好き
三男 高校生 ウルトラマン大好き
三男は発達障害グレーゾーンで境界知能の持ち主です。
このブログでは、この三男にまつわるエピソードや困り事を、グチ多めでつづっていきたいと思っています。よろしくお願いします。

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【子供向けの詩】詩は見たまま、感じたままを言葉にしてみよう

詩を書く前に知っておきたいこと
詩とは?
詩は、自分の気持ちや考えたこと、景色や物の見た目の様子などを、言葉で表現したものです。短歌や俳句も詩の一種と言えます。
嬉しいとき、悲しいとき、楽しい時など、様々な感情を詩にすることができます。また、感情だけでなく、景色の美しさを表現したり、例えば昆虫の動き方などをじっくり観察した様子なども詩になります。

見たまま、感じたままでOK
結論から言えば、観察記録でもいいのです。
詩は長期の休みなどで宿題として出されることがありますね。読書感想文などとは違った難しさがあるかもしれません。「虫の観察みたいなのはダメなの?」「何を見ても何も感じないんだけど。」といった疑問を感じることもあると思います。
結論から言えば、観察記録でもいいのです。カブトムシは黒い、角がかっこいい、かたい、飛ぶ、そんな言葉を並べてみても、一つの詩になります。何も感じなくても、見たままを書いていけば、十分詩になります。
なので難しく考えず、まずは目に留まったものの見た目を言葉にしてみましょう。今回のテーマに選んだいちごやたんぽぽなら、赤や黄色という色がまずイメージされますよね。そこから、どんな形なのか、触った感覚はどうなのか、どんな味なのか、そんなことを言葉にして並べてみましょう。そこに、自分はそれが好きなのか嫌いなのか、可愛いのか可愛くないのか、そんなことを少し具体的に足していけば立派な詩になります。
とはいえ、わが家のグレーゾーンボーイの三男には書けるはずがなく、いつもわたしが作っていました。言葉で表現することは大の苦手なので・・・。
詩にきまりはありません。自分の感情を大切に、言葉をつなげていってみましょう。
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詩を書く3つのステップ

ステップ1 テーマを決める
まずは何について書くのか、テーマを考えましょう。例えば、「好きな食べ物」「楽しかった思い出」「見ている景色」など、何でもOKです。
テーマの探し方のポイント
■ 身の回りを見てみよう
今日の出来事、好きな食べ物、楽しかった思い出…身の回りのことから、面白いテーマが見つかるかもしれません。先生に怒られてシュンとしたこと、給食の好きなメニューランキング、家で飼っているねこの様子など、題材はいたるところにあります。
■ 五感を頼りにしよう
見たもの、聞いた音、触れたもの…五感を使って、感じたことを言葉にしていきましょう。大雨の音、流れる川の水の冷たさや透明度、焚火の炎の色や熱さなど、「ああ、すごいな」と感じたことはもう詩のテーマです。
■ テーマを具体的にしよう
「幸せ」というテーマなら、「友達と遊んだ時の幸せ」のように、もっと具体的に考えてみましょう。「雨」というテーマでも、「雨の日の憂鬱」「雨上がりの虹」「大雨警報」など、バリエーションはどんどん広がります。
大切なのは、自分の心に素直になること!
こんなこと思うのは自分だけかもしれない、などと遠慮してしまうことはありません。むしろ、人と違う考えや感じ方のほうが面白い詩になります。

ステップ2 言葉を書き出す
テーマが決まったら、それについて頭の中に浮かんだ言葉を書きだしてみましょう。ポイントはできるだけたくさんの言葉を出すことです。
連想して出てきた言葉もどんどん書きとめていきましょう。それらの言葉の一つ一つが詩を作る時の材料です。絵を描くとき、いろんな色の絵の具があった方がいいですよね。言葉を選ぶのは、絵を描くときにどんな色を選ぶか、と同じです。
言葉を書き出すときのポイント
■ 心に響く言葉を選ぼう
例えば、「嬉しい」を「心がぴょんぴょん跳ねるみたい」のように、より具体的で様子が分かるような言葉を使ってみましょう。
浮かばない時は連想ゲームです。「月→丸い→明るい→三日月→欠ける→うさぎ→…」のように連想した言葉を書きとめていくと、使える言葉に出会えるかもしれません。
■ 五感を使いながら言葉を選ぼう
「甘い」「ふわふわ」「キラキラ」など、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を使った言葉を使うと、よりリアルに感じられます。
同じ太陽でも、夏の刺すような光と冬の温かな日差しとでは感じ方が全く違いますよね。その時に自分がどう感じているのか、どう見えているのか、自分の感覚を大事にして言葉にしてみましょう。

ステップ3 詩を組み立てる
言葉という材料をそろえたら、次はそれらを組み合わせて一つの詩にしましょう!
詩を組み立てるコツ
■ 順番を考えよう
言葉の順番を変えるだけで、全く違う印象になります。
例えば「空」というテーマの場合、「空は青い」と詩がはじまると空の青さがとても強調される詩になります。「空は広くていいな」とはじめれば、空の自由さや大きさにあこがれている主人公の気持ちが強調されます。
一番伝えたいことが強調されるように、言葉の順番を考えていきましょう。
■ リズムを作ろう
同じような言葉の並べ方をしたり、言葉の数を揃えたりすると、詩にリズムが生まれます。
例えば入学式の詩だとすると、「ピカピカの1年生、ピカピカのランドセル、ピカピカのくつ、ピカピカの笑顔」といったようにすると、リズムがうまれ、読みやすく楽しい詩になりますね。
リズムを作るヒント
- 同じ言葉を繰り返す
- 言葉の数を揃える
- 短い言葉と長い言葉を混ぜる
■ 比喩を使ってみよう
比喩とは違うものを比べて表現することです。
例えば、「雲は綿菓子みたい」とか、「彼は太陽みたいに明るい」のように、全く違うものを結びつけて表現することをいいます。比喩を使うと、詩がもっと面白くなったり、読んでいる人が「なるほど!」と驚くような表現ができます。
他にも、「雨が降っている」を「空が泣いているみたい」と表現したり、「風が吹いている」を「木が髪をなびかせているみたい」と表現したり、イメージを膨らませてみましょう。
■ 五感を使って表現し、自分の気持ちを込める
詩を読んだ人に、どんなことを伝えたいのか考えてみましょう。
雪のきれいさを伝えたいのならそれを強調する言葉を集め、セミのうるささを伝えたいならどれほどの騒音なのかを伝えるなど、一番伝えたいことを頭に置きながら、言葉を構成していきます。
そして、目で見たり、耳で聞いたり、鼻で匂いをかいだり、舌で味わったり、手で触ったりして自分の五感を使って感じたことをたくさん言葉にして入れていきましょう。
五感を使った表現をすると、読んでいる人に情景がより伝わる詩になります。例えば、「甘い匂いがする」とか、「風が気持ちいい」のように表現すると、読んでいる人もその情景の中に入り込むことができます。
■ 誰かに読んでもらおう
詩が完成したら、家族に読んでもらって、どんな感想を持ったか教えてもらいましょう。「面白い!」「気持ちが分かった!」などとほめてもらえるかもしれません。
また、思ってもみなかったことを指摘してくれたり、違う視点に気づくかもしれません。新しい発見で、その詩がより良いものになるかもしれませんね。
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【子供向けの詩】おまかせ!小学生が楽しく書ける 詩の例文
- 詩「いちご」
- 詩「たんぽぽ」
1.詩「いちご」
ここからは、実際の詩の例をご紹介します。まずはみんな大好きな「いちご」です。

まっかっかで つやつやピカピカで
まあるくって さんかくで
とっても甘くておいしものなーんだ
答えはいちご!
くだものはほかにもたくさんあって
りんご、ぶどう、オレンジ、バナナ
どれもおいしいんだけど
いちごはやっぱり特別
いちごがのったクリスマスケーキは
ケーキの中でナンバーワンだと思う
パフェでもクレープでも
いちごがのっているのが一番かわいくてはなやか
そんな特別ないちごを
いっぱい食べられるのがいちご狩り
まっかな実がズラッとならんでいて
どれもパンパンではちきれそう
一口じゃあ食べられそうにないくらい大きないちごを
大きな口を開けて「パクリ」
スーパーのいちごよりずっと甘い
ああ しあわせ
それにしてもいちごって
どうしてあんなにかわいいんだろう
まっかだからかな 小さいからかな
いちごの売り場にわたしもならんでみたら
いちごくらいかわいくなれるかな

この詩のポイント
- 見た目のこと(赤い、つやつや、まあるい、さんかく)
- 味のこと(甘い、おいしい)
- いちごの特別感(ナンバーワン、かわいい、はなやか)
- 体験(いちご狩り)
- 自分の気持ち(しあわせ、大好き)
難しい言葉は使っていませんが、いちごへの愛があふれる詩になっています。
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2.詩「たんぽぽ」
次は春の代表、「たんぽぽ」の詩です。

てぶくろがいらなくなって
マフラーがいらなくなって
あついオーバーもいらなくなって
少しずつ体が軽くなると
少しずつ道ばたのたんぽぽがふえる
その黄色はおひさまみたいで
たんぽぽがさいている所は
一足早く春がやってきてる
いっぱいさいていると
みんなでおしゃべりしているみたいで
学校ではしゃいでいるわたしたちみたい
たんぽぽは変身する
白いわたげになって 空を飛べるようになる
黄色い花をさかせているうちは
地面にへばりついてびくともしないのに
わたげになると
みんな自由に空へふわふわ
あんなにみんなで仲良くしていたのに
「じゃあね」ってバラバラになって
風に運ばれていく
黄色いたんぽぽも
わたげになったたんぽぽも
どっちも笑っているし
どっちも楽しそう

この詩のポイント
- 季節の変化(手袋やマフラーがいらなくなる)
- 見た目(黄色、おひさまみたい)
- 比喩(おしゃべりしているみたい、学校ではしゃいでいる子どもたち)
- たんぽぽの変身(花→わたげ)
- 観察(地面にへばりつく→空を飛ぶ)
- 気持ち(笑っている、楽しそう)
たんぽぽの一生を、子どもの成長や友情と重ね合わせた詩になっています。
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【子供向けの詩】おまかせ!小学生が楽しく書ける詩 まとめ
子ども向けの詩を2つ作ってみました

今回は小さなお子さんにもなじみのあるものをテーマに詩を作ってみました。
まずはじめはいちごです。みんな大好きですよね。見た目のかわいらしさとさわやかな甘さで、みんなを虜にしています。詩の中では見た目のことやその特別感、大好きな気持ちを表しています。
ちがうバージョンとしては、「いちごは赤い いちごは甘い いちごと言えばショートケーキ いちごと言えばいちご狩り いちごは春 いちごはパフェ いちごはクレープ いちごには練乳 ・・・」といったように、いちごから連想される言葉を並べていってもいいですね。
次はたんぽぽです。日差しに柔らかさを感じるようになると、あちこちにたんぽぽが顔を出します。春の日差しを嬉しそうに受けて、素朴で、力強く咲いていますね。
黄色い花もかわいいのですが、たんぽぽと言えば綿毛です。あの変身ぶりはなかなかのものです。綿毛もまん丸で、ふわふわで、その姿にひかれて、皆さん一度は持って歩いたことがあるのではないでしょうか。
綿毛になるとみんなバラバラにどこかへ飛んで行ってしまうわけですが、不思議なことにそこにさみしさはあまりないように思います。(わたしの個人的な考えです。)空をふわふわ飛んでいくのもなんだか楽しそうに見えます。
たんぽぽには春にふさわしいあたたかさがあふれているように思います。
「たんぽぽって踏んでも枯れない すごく強い アスファルトを割って花を咲かせる 」というように、少し大人っぽい詩にすることもできますね。
詩の材料、テーマは無限にあります。ありとあらゆるもの、人の感情、すべてが詩の材料です。亀でも、ミミズでも、嫌いな先生でも、何でも詩になります。
難しく考えず、見たまま、感じたままを言葉にしてみましょう。

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出典 文部科学省 これからの時代に求められる国語力について











